鬱蒼と 木立が茂る 八加倉神社

朝の国道18号は混んでいる。駐車場から国道を右方向に曲がろうと思うけど、車の列が途切れない。二、三分待って、ようやく左車線からの車が途切れると、タイミング良く、右車線から車の列が固まってやってくる。
またしばらく待って、右車線の車が途切れると、今度は左車線から車がやってくる。なかなか国道に出れやしない。
今日は小諸の祇園だから市内は交通規制される。だから夕方の国道18号は余計混雑する。浅間サンラインを行った方がいい。

朝一番に上田の支社に寄るが、まだ開いていない。あれこれ予定を組み立て、せっかく早く来たけれど、少し時間をロスした気分だ。
支社で用事を済ますと、御代田まで行く。御代田での行き先はまだうろ覚えの場所なので迷っていると、神社があった。
鳥居の額には、『八加倉神社』と書いてある。

鬱蒼と 木立が茂る 八加倉神社

(ヤカクラ?、あのレストランの名前と同じだ)たまに行くレストランを思った。
(そういやヤカクラ、すぐ近くじゃないか)ここは料理もコーヒーも美味いのだ。
自分としては、御代田にある本家本元より、小諸のヤカクラの方が好みであるが…。

鬱蒼と 木立が茂る 八加倉神社

(ヤカクラは土地の名前が由来だったのかな)と思うのと同時に、八加倉は御代田町にある字名だという事を初めて知った。
おそらく土地に住む人たちにとっては、御代田町大字馬瀬口字八加倉にある『ヤカクラ』の名前は当たり前のような事かも知れないけれど、僕にとっては、そうわかった事が新鮮だった。

字名を冠した八加倉神社の、鬱蒼と木立が茂る境内は外界を仕切る境がなく、昔は、おそらくもっと広かったのだろうと想像する。
本殿の造りは古そうだが、由来書がない。
そこで携帯のWebで調べてみると、八加倉神社は1649年の創建で、祭神は磐長姫命との事だ。
磐長姫命は長生きの神様だというが、磐(岩)が永遠に形を変えない物だと思うと、(なるほど)と納得する。

鬱蒼と 木立が茂る 八加倉神社

午後一時。境内を出ると、夏の日射しはますます暑さを増幅させていた。

地図はこちら

長野県ランキングサイト



同じカテゴリー(御代田)の記事画像
山開けて 雲晴れ見ゆる 浅間山 〜浅間山八景4〜
同じカテゴリー(御代田)の記事
 山開けて 雲晴れ見ゆる 浅間山 〜浅間山八景4〜 (2009-02-20 00:16)
 山肌の 雪形狭まる 浅間山 〜浅間山八景3〜 (2009-02-07 01:08)
 野仏の 顔穏やかに 春の風 〜浅間山八景の道祖神〜 (2009-02-05 00:28)
 ウィスキーの 香り漂う 庭歩く 〜浅間山八景8〜 (2008-11-05 20:43)
 龍神の 寺から見える 浅間山 〜浅間山八景1〜 (2008-05-24 22:10)
 御降嫁の 行列続く 姫の宿 〜浅間山八景2〜 (2008-05-23 23:15)

2008年07月12日 Posted byLe musicastre at 23:08 │Comments(0)御代田

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。