井戸端の コミュニケーション 今ネット
祖父母の家があった近所には、僕の小学校の頃まで井戸があり、生活用として利用されていた。井戸というと釣瓶式の物を想像してしまうが、ポンプ式の物である。
藤村や夫人が利用した井戸が大手にある。
現在見られるのはポンプ式の物であるが、藤村の頃は釣瓶式の井戸だったらしい。
「藤村が朝顔を洗い、冬子夫人が水汲みや洗い物に通い、近隣と親交を深めた井戸」だと案内に書いてあったが、井戸端会議という言葉があるように、井戸は、近所の人たちと何の拘りもなく明け透けな情報交換をした、社交場だったのだろう。
僕たちはインターネットにより、顔の見えないコミュニケーションを行う機会が多くなってきているが、ネットでのコミュニケーションも、本質は井戸端のコミュニケーションと同じものでありたいと思う。
井戸端の コミュニケーション 今ネット
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(2008.9.3の投稿を加筆修正したものです)
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